2012年3月1日木曜日

android アプリ開発環境設定 on ASUS N10Jc (1.コマンドライン編)

ふとandroidアプリが作りたくなり、いわゆる中華タブレットを買い込む。
そうすると次は当然ながらandroidアプリ開発環境を設定しなければならない。

環境

  • PCはネットブック。非力(Atom)、狭い(1024x600) 今のところ開発環境として持ち歩けるのはこれしかない。これでもネットブックとしては(少なくとも発売当初は)マシな方。ASUS N10Jc
  • OSはUbuntu11.10

設定したいもの

  • 手元にあるandroid2.3用の開発環境
  • eclipseは重いのでできればemacs

調べた手順

  1. ubuntuパッケージ sun-java6-sdk と ant をインストール
  2. android sdkをインストール
  3. emacs設定
  4. 実機接続して Hello world

実態

  1. sun-java6-sdkパッケージのインストールでいきなりつまづく。○racleとか○racleのせいでディストリビューターがバイナリパッケージを配布できなくなったとかで、Oracleのサイトから持ってくる必要がある。ubuntuのパッケージ管理外orz. 詳しくは[ubuntu-jp:3967] Sun JDKパッケージをお使いの方はご注意ください参照。
    ((続報) Ubuntu 11.10 "Oneiric Ocelot" での sun-java6-jdk パッケージについて を参考にさせて頂いた。)
  2. antを持ってくる。調べたらこちらはずばり sudo apt-get install ant でOKなのかな?と思って実行してみると sun-java じゃないjavaもごっそり入れようとする(そもそも1で入れたsun-javaはパッケージの管理外なのでパッケージマネージャとしてはjavaが入ってないと判断し、標準のjava(openjdk?)を入れようと.....だろう。たぶん)。なのでantも別途バイナリを取ってきてインストールする。
    1. http://ant.apache.org/ より apache-ant-1.8.2-bin.tar.bz2
    2. mkdir /tmp/ant
      cd /tmp/ant
    3. mv ~/download-folder/apache-ant-1.8.2-bin.tar.bz2
    4. tar jxvf apache-ant-1.8.2-bin.tar.bz2
    5. sudo cp -rp apache-ant-1.8.2 /opt/
    6. /tmp/antはもう要らないので削除
    7. そして環境変数ANT_HOMEを設定しPATHに加える。~/.profileに追加
      # apache ant see https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=2791
      ANT_HOME=/opt/apache-ant-1.8.2
      PATH=$PATH:$ANT_HOME/bin
  3. 参考にした資料にはbuild.xmlを変更してデプロイまで一発でできるようにしてあったが、記述当時とbuild.xmlが変わっているのか単純にパッチ当てでは済みそうになかった。なのでここは標準のまま。
  4. adb installでインストール。ターゲットIDは自分で調べて変更する必要があった。複数のバージョンのSDKを共存させることができるが、idは入れた順番で違うようだ。
これで実機転送も出来、HelloWorldまでは無事動いた。無事動いたのだが、いろいろ設定していくとなると様々なxmlファイルをいじらなければならない。xmlと言う書式、人にも読めるのはいい特徴だが、ぱっと見で分かるものでもない。ここはやはりツールを使った方が楽だろう、eclipseを入れると重いけど、こういう設定だけ使ってソースはemacsでいじればいいやと割り切り、eclipseもインストールすることにする。

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